一ヶ月以上前の2018年8月の終わりごろ。永江一石(ながえ いっせき)さんのコンサルティングを受けてきましたよ。
永江さんは引き出しが多くて、面白いアイデアをもらいました。これから頑張ります。
「永江さんのコンサルティングってどんな感じなの?」を知りたい人とか、私がレベル下げといたので、「じゃあ、自分もコンサル受けてみようかな」という方の参考になるように書いていきます。
永江さんには何を聞くのがいいのか?
コンサルティングを受けるまでのこと~受ける前にレポート提出もある~はこちらに書きました。
では、永江さんには何を聞くのがいいのでしょう?永江さんが得意なのはどんなこと?
もちろん、永江さんのサイトにいろいろ書いてあります。
いろいろあるけれど、その中で私は、それは、ビジネスのアイデア出しだと思いました。
サービス案内にブレストつまりブレ-ンスト-ンミングとあるとおり、アイデアの引き出しがたくさんある方なので、面白いものが得られそうです。
私の場合、経歴などについて質問されたあと、「尖らせる」ための方法と、新しいビジネスについてアイデアを複数いただきました。とはいっても、速攻で結果のでるようなテクニックではありません。
永江さん「……それらをやって、2年経ったら食べられるようになるよ」「3年でこれこれこうなったら大丈夫」
永江さん「△△をするのは全然難しくなくて、〇〇すればいいだけ」
私(〇〇するのってかなり大変だと…… )
わかりますね?
「ラクして一攫千金」のアイデアではありません。
しかし、私は、基本、コツコツの正攻法を教える方しか信用していません。よほどの天才で強運な人は別にして、普通の人はとにかくこれしかないと思っているんです。
これをお読みいただいているかたは大丈夫だと思いますが「ゼロからラクラクひと月で何百万!」というコピーには気をつけたほうがいいです。
アイデアだけでなくその道筋と事例も
そして、アイデアだけでなく、それを成功させる道筋も具体的に教えてくれました。思いつきだけではないんです。
また、永江さんが直接ご存じの事例も合わせて説明していただきました。それで、俄然やる気になりましたよ。
ビジネス書に載ってる事例なんかではないんです。これ、大事。だって、本に書いてあってすでに知ってることを聞きたいわけじゃないですよね?
教えてくれたこと
では、永江さんのコンサルティングの中で、面白かったこと、役に立ちそうなことをシェアします。
フリーランスはオンとオフを分けない
永江さん、お仕事は年中無休だそう。サーフィンがご趣味ですが、国内はもちろん、海外へ行ってる時もいつでもネット経由でクライアントとやりとり。
「旅行に行くんで3日間休みにします」とかやったことは、一度もない。
オン・オフは人に使われているサラリーマンの発想。クライアントさんからの質問とかで、そこにチャンスがあるかも知れないのに、休むわけがない。
そして、
オン・オフを分けていて、成功している人を見たことがない。
とのこと。
実際、私が事前資料を提出したのが土曜日、永江さんから資料を見た旨の連絡があってコンサルの日時を決めたのが日曜日でした。
これは次にも関係します。
好きなことをやる
特に私のようにもう若くない人。
これからは、好きなことをやる。
好きなことだから、楽しいし、オンとオフを分ける必要がない、というか、分けがなくなるんですね。
顧客の満足度は自分の満足度
クライアントさんに結果が出て、喜んでくれることで、自分の満足度・モチベーションもあがる。
だから、永江さんは、1ヶ月やってみて、やる気のないクライアントは「これでは私は結果を出せませんので」とお断りしているそう。
永江さん自身のモチベーションが下がって他のクライアントさんに迷惑かけるから。
顧客の満足度は自分の満足度なんです。
コンテンツをどこまでブログに書くか?
これは私が質問したんです。
以前、永江さんのブログ記事で「ここから先はコンサル内容なんで」と途中までだったものを読んだことがあって。
「自分が今のクライアントさんにお伝えしている内容を、どこまでブログに書いていいのかわからない」という質問をしました。
そうしたら
「出し惜しみをしない。書いてOK。だって、書いたところで実際には一番のコンテンツは、個々の人に合わせたアドバイスで、その100倍くらいあるでしょう?
ブログ読んであなたのサポートなしにできる人はお客さんではない、それだけのこと」
自分の強みについてマインドマップで描いてみる
永江さんの継続コンサルを受ける人は、まず最初に自分(あるいは自社)の強みについて、マインドマップで描くんだそうです。
「自分にしかできないこと」
「楽しんでできること」
を描くんです。
永江さんも、現在のお仕事を始める時、ご自分のを描いたそう。
私もコンサルの後に描いてみましたよ。あなたもぜひ。
マインドマップはセミナーなんかもありますが、私は本読んだだけで使ってます。
コンサルティングを受けるには?
さて、コンサルティングを受けたことがないけど受けてみたい、あるいは今後受けるかも、というかた。
永江さんに限ったことではありませんが、他人からアドバイスをもらう場合の注意点は?
事前にその人について調べる
その人についてよく研究してからがいいです。
その人の著書、ブログ、メルマガを読む、Facebook、Twitterをフォローする。
そうすると、その人の考えがわかってきます。
アドバイスを受けるってことは、その人は自分よりずっと先を行っている人。そもそもが違うし、共通点はほぼないわけです。
だから、尊敬できて、考え方に共感できる人がいいでしょう。
話を聞くだけなら、成功者であれば、尊敬できなくても共感できなくてもいいのです。
しかし、アドバイスを聞いて行動したい場合には、尊敬していて考え方に共感できる人でないと……行動する気がおきなくないですか?
事前に情報収集しておけば、アドバイスもすっと入ってきますよね。
いろいろな人からその人が得意としていることを学ぶ
また、あくまでも私の場合ですが、一人の方だけから全部学ぶ、ということはしていません。
人には得意・不得意があります。それは教える人にもいえること。その人の得意とすることを見極めて学んでいます。
もちろん、これと決めた人から何もかも学んでみるのもいいと思います。しかし、そもそものベースが違うので、その人にはなれないし、万一なれても二人目。
結局、その後、独自性を磨く必要がありますよね。あとはそれを自分ひとりでやるか、他の人に学ぶかの違いになるでしょう。
あとは行動あるのみ
これは何にでも言えることですが、どんなにいいアドバイスをもらっても、行動しないと結果はでません。
行動力いま一つの私ですが、まずは、いただいたアイデアをもとに新規に別のブログをたちあげ。
しかし想定外だったのは、コンサルの翌日に、日経ウーマンさんから取材の申し込みがあったこと。(一瞬、永江さんが仕込んでくれたのかと勘違いしたのは秘密です)
そのため、このブログサイトを直したり、コンサルより前に会場を予約していたワークショップの準備をしたりで先に進めず。
ワークショップが終わったので、ここからコツコツ行動していきます。
最後にこれだけ
ブログはバッサリでしたがこれから頑張る
そして永江さんにこのブログのことを「だって、これ、こたつブログ*でしょ?」と言われて傷ついたので、このブログもこれから頑張ります。(真剣に調べて書いた記事も少しはあります……と直接言えなかったのでここで言います泣)
*『こたつブログ』とは、永江さんの言葉で「こたつにでも入って自分の知ってることをのんびり書いただけの情報価値のないブログ」のこと。(私の解釈です)
ブログ記事についてはバッサリやられましたが、それは、永江さんのブログを読めば違いは一目瞭然なので素直に受け止めます……。
ワクワクなアイデアをもらったのでおすすめです
ブログはさておき、さっき、コンサルの内容をまとめたノートを見てたら、永江さんからアイデアをもらった時のワクワクが戻ってきました!
ちなみに、永江さんは以前講演で「ノートとり禁止」とおっしゃっていたんで気になっていたんですが、コンサルティングはもちろんノートOKです。早口なので、ことわって録音するといいですよ。
むしろ、私の電話が固定電話の番号だったので、「固定電話だけど大丈夫?」と心配してくれたほど。(ハンズフリーにしてお話しました)
永江さんのコンサル、おすすめ、というより、ちょっと人に教えたくないくらいです……。
【追記】この記事を書いてから複数の方から聞かれたので……
永江さんは、ブログやSNSそのままの、表裏のないざっくばらんな方という印象で、『怖くはない』ですよ。人間だもの。(これ永江ファンのみわかるツボね)
……って書いたら、永江さんが『ご自身が怖くみえる』ことについて記事を書かれてました(笑)
テキストだと怖く見えるほうがきっと良い人だよ – More Access! More Fun
コンサルティングを受けるまでのことはこちら。
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