【落語】江戸の人々と同じ娯楽を楽しむ@池袋演芸場

マンションのお向かいの方が、急に行けなくなったからとチケットを下さり、はす向かいの方と一緒に落語を聞きにいくことに。

実は、落語の演芸場に行くのは初めて。
漫才は好きで、ルミネtheよしもとにはよく行くのだけど….。

池袋駅西口から徒歩3分。
ケンタッキーのあるビルの向かいの入口から入って地下2階。
100人程度の小さい劇場。

「飲食自由だから、おやつを持って行くように。」と言われていたので
事前に東武デパート地下でサンドイッチやおにぎりを購入。

何と!新幹線みたいに、前の席の背に折り畳み式のテーブルがついています。ドリンクのくぼみもついてる。木製!

落語 テーブル
お客さんは、20代の人もちらほらいるが、年齢層は高め。一人で来ている人も多くいて、好きなんだなぁと。

18時から20時半、途中に休憩が1回。
前座のあと、いなせ家半七さん、柳家福治さんがかわるがわる2回ずつ噺す。
落語家というと、テレビに出ている人しか知らないけれど、ベテラン勢も沢山いるのだと改めて思う。

始まると、電気が消えるのかと思っていたが、煌々とついたまま。コレ、こんな小さい劇場で、絶対に寝れません、とプレッシャー。(実際には寝てる人ちらほらいましたが。)

見ているのは落語家さん一人なのに、引き込まれて、登場人物が目の前にいるように感じるところが面白い。
ベテランと若手との違いは、やはり人物の切り替えがはっきりしてること。
前座の落語家さんの時は、誰が話してるのか、知らず知らず注意しながら聞いていましたが、ベテランではそれがない。
映像のなかった昔も、今の私と同じように、落語家さんの表情やしぐさを見、声色を聞きながら、想像力を働かして楽しんでいたのでしょう。

奥さんのことを「ウチのかかぁが」と言ったり、言葉自体も違うところはたくさんありますが、「古典落語」は、それこそ江戸時代の人と、全く同じものを聞いていることになります。
100年以上前の人たちと同じものを楽しんでいる。感慨深いです。

池袋演芸場

落語 プログラム

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