少し前になりますが、ブログ仲間の方から「漢字の比率をもう少し高めた方がいいと思う」というご指摘(実際には、お気遣いから、遠~まわしにですが)を受けました。
実は、私、“漢字の比率は低い方が読みやすい”と思い違いをしておりまして、意識的になるべく平仮名を使っておりました。
指摘を受けて、先日読んだ本「伝わる書き方」を確認したところ、“漢字の比率”ではなく、“熟語の比率”でした。熟語を使うと堅い文章になりかっこよくはなりますが、熟語にはそれより長い意味が詰まっているため、読んでいて思考が止まり、さらっと読める文章ではなくなります。
さて、表題に戻ります。
文章における漢字の比率、30%前後が最も読みやすく、40%超えると堅い感じに、20%切ると締まりがないとのこと。
指摘を受け、もう直してしまいましたが、該当の私の記事、修正前の漢字比率は20.09%。ご指摘ごもっとも。
自分のブログの漢字比率を改善するには、「読みやすいな~」「いい感じ~」というブログの漢字比率に近づければいいですよね。そこでみなさんも知っていそうなブログを選び、1記事ずつピックアップして、比率を探ってみたいと思います。
ピックアップした記事はリンクしてあります。時間をかけずに新しい記事を選び、タイトルや引用は基本入れず、また、英語が沢山入るIT・ガジェット系の記事は除外しました。
ちきりんさん 29.17%
イケダハヤトさん 22.3%
かさこさん 20.74%
ものくろさん 24.72%
永江一石さん 31.68%
立花岳志さん 22.44%
(アルファベット順)
ちきりんさん、永江さんがちょっと意外でした。真面目な内容も独特のカジュアルな表現が入るので、堅い感じがしないのでしょうか。
「読みやすいかどうか」というのは、漢字率だけでなく、長さ、内容、そしてそのテーマにおける読者の知識や興味などの要因があるとは思いますが,参考にできますね。
尚、親指シフトの練習で使って超低速で挫折した、芥川龍之介の「羅生門」。あら?意外にも、28.42%(最初の3,000字)。苦労したのは読みが分からなかったりしたからでしょうか・・・。
「知識や情報を早く理解してとりこむ」のと、「文学を楽しむ」のとは、違いますが。
尚、この記事は、26.1%でした。改善してるみたいです。
漢字率測定はこちらから。漢字使用率チェッカー