スペルの伝え方
英語のスペルを伝える方法です。外国人への自己紹介や電話などで、名前を伝えて相手が「え?」と聞き返した場合などに使えます。
アルファベットだけだと口頭では伝わりにくい
スペルの伝えかたは、例えば、わたしの苗字は東福(とうふく)ですが、口頭で “TOFUKU” は、外国にない名前なので、外国人には伝わりにくい。
ではアルファベットでスペルを言うと、T(ティー)O(オー)F(エフ)U(ユー)K(ケー)U(ユー)。これですと、今度はそれぞれの音が短いので伝わらない。
頭文字の同じ単語を使って伝える
こんな場合、英語では「Tiger T(タイガー、ティー), Orange O(オレンジ、オー), France F(フランス、エフ), Union U(ユニオン、ユー), King K(キング、ケー), Union U(ユニオン、ユー) . TOFUKU (トーフク). 」と頭文字の同じ単語を使って伝えます。
わたしの苗字は、日本人にも伝わりにくいので、よく電話などでは「ひがし『東』に福岡の『福』で、東福です」と伝えますが、これの英語版だと思ってください。
アルファベット全部について単語を決めておく
日本語だとすぐに説明できる漢字ですが、英単語はすぐに思い浮かばないかもしれません。アルファベット全部について、一度決めてリストにしておくとスムーズです。
下にわたしが作ったリストをおきますので、これを参考に、ご自身がサッと出てくる単語でオリジナルを作りましょう。
気をつけるのは、誰でも知っていて音がとらえやすい単語にすること。例えば、ZはZooを思いつくでしょうが、音が短くて聞き取りにくいので、Zebraにしてあります。
国の名前をメインに作っていますが、D はDavidみたいによくある名前で説明するひともいます。また、TはTaiwan、HはHongkongだと発音しやすいのですが、中国のかたと話す場合も考えて、ほかの例も書いています。
アルファベット別単語表(例)
A | America |
B | Britain |
C | Canada, China |
D | Desk, Denmark |
E | England |
F | France |
G | Germany |
H | Hungary, Hongkong |
I | Italy |
J | Japan |
K | King |
L | London |
M | Mary |
N | Netherland |
O | Orange |
P | Paris |
Q | Question |
R | Roma |
S | Sweden, Switzerland |
T | Tiger, Thailand, Taiwan |
U | Union |
V | Victory |
W | Washington, World |
X | X-ray |
Y | Yellow |
Z | Zebra |
フィリピンのプログラミングスクールZuittに参加中、この方法は、先生にわたしの英語の発音が伝わらないときにわたしも使いましたし、先生もわたしが理解できないときに使いました。
仕事でももちろん使います。
Photo by Outcast India on Unsplash