花粉症になる前は、嗅覚に自信があった私。「国によってにおいが違う」ことに気付きました。
では、国ごとのにおいの違いです。尚、私が訪ねた時と場所のにおいであること、私の主観であることをご了解の上お読みください。
ドイツ、フランクフルトは消毒液とシナモン&クローブのにおい
ドイツは一番行った回数が多く、何度も確認しているので自信があります。ドイツのにおいは、消毒液と香辛料のシナモン&クローブが混ざったにおいなんです。
まず、ドイツ人は綺麗好きで有名。デパートや駅のお手洗は消毒液のにおいがしています。
そして、ドイツの冬のお祭りと言えば、クリスマスマーケット。ここで売られているグリューワインにはシナモン&クローブが入っていて、クリスマスマーケット会場にこのにおいがあふれているのですが……。
季節にかかわらず、ドイツは クリスマスマーケット のにおいがします。
フランクフルトの空港に降り立つと、消毒液とクリスマスマーケットのにおいがして、「ああ、ドイツに来た!」と実感がわきます。
スペイン、マドリッドは、パエリヤのにおい
スペインのマドリッドとバルセロナに二回ずつ行った事があります。冗談のようですが、スペインに着いてすぐに感じたのはパエリヤのにおいです。
スペインのレストランで食べたパエリヤは塩気が強くてあまり好きではありませんでしたが、スペイン人の友人が作ったホームメイドのパエリヤはとても美味しかったです。
自国スペインを代表する料理のにおいがするなんていいなぁと思います。
フランス、パリはどぶのにおい
パリを好きな方、ごめんなさい。シャルルドゴール空港に降り立って、まず思ったのがどぶのにおい。フランスはお隣のドイツと違い、掃除が行き届いた清潔な印象はないので妙に納得しました。
石畳の小道を歩くときは、犬の落とし物があるので注意!ですしね。
パリの街は趣があってとっても素敵なのですが、残念ながらにおいはあまり良くありませんでした。
ワインで有名なブルゴーニュ地方とか、ニースなどに行けば、違うのでしょう。都会はある意味仕方ないのかも。
ハワイ、ホノルルは南国の花のにおい
初めてのハワイで、ホノルル空港に着いた時。空気のにおいが南国の花の甘い香りで感動しました。もらったレイと同じ香りがするんです。
計4回行きましたが、ハワイの香りは爽やかな風と相まって私の中のNo.1です。花の香りのする場所っていいですね。
中国、北京は老酒と八角に埃が混ざったにおい
飛行機から降りた時、老酒と香辛料の一種、八角に埃が混ざったにおいがしました。北京は埃っぽいので埃のにおいはわかるのですが、老酒と八角のにおいは、ホテル内にも充満していました。
北京の地元の人が来るフードコートで頼んだスープに、八角がそのままごっそり大量に入っていて、よけて食べるのが大変でした。八角は、よほど現地の人々に好まれているようです。
日本は、醤油と魚のにおい……らしい
自分の家のにおいと同様、自分の国のにおいはわからないようで、海外から日本に帰って来ても、何もにおいません。
昔聞いたのは、外国人には醤油と魚のにおいがするとか。魚ってことは、生臭いのかな?と気になるところです。
外国人に直接聞いてみたいのですが、本当のことを教えてくれるかどうか……。私も、ドイツは消毒液のにおいがするとは言い難いですからね。
国ごとににおいが違う
国ごとににおいが違う。考えて見れば、当たり前のことではあります。でも、その国に、そのにおいと結びつくものがあると面白くて嬉しくなってしまいます。
飛行機から外国の地に降り立ったら、まずは鼻から深呼吸。しばらくすると慣れて分からなくなってしまうので、最初にするのが肝心です。
海外に行った時、国のにおいをチェックしてみてください。
Photo credit: Flооd via Visualhunt / CC BY-NC-ND