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【書評】刑務所のリタ・ヘイワース スティーブン・キング著 映画を見ていない人は、まず原作を読むことをお勧めします。

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映画「ショーシャンクの空に」の原作で有名な「刑務所のリタ・ヘイワース」。
昔に書かれた小説だが、なぜこれの書評を今書くか。

それは、最近、映画「刑務所のリタ・ヘイワース」をビデオで見たからだ。ストーリーを知っていることもあるかも知れないが、飲み込まれるような小説の迫力とは違った気がした。

妻殺しで終身刑を言い渡され、刑務所に収監されたアンディ。無実の罪だという彼は、レッドという同じく終身刑の男と友達になる。

アンディは元銀行の副頭取という税務の知識を使い、過酷な刑務所暮らしを何とか乗り越えている。ある日、小さな光明を見出すのだが・・・。

アンディとレッド二人の友情、何十年という刑期の間の苦しみや葛藤、希望と絶望などが刑務所での出来事を軸に淡々と語られる。

これを読んだ時、ストーリーに飲み込まれてアンディの気持ちにシンクロしてしまい、「スティーブン・キングはやっぱり天才!」と思った小説。

この文庫本には他に、元ナチスの将校と少年との恐ろしい事件を描く「ゴールデンボーイ」が収められていてそちらも面白いが、とにかくこの「刑務所のリタ・ヘイワース」は圧巻。

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