花粉症は今や国民病で、春先、道を歩いていると3人に1人はマスク姿。北京と変わらない風景で、もはや公害レベル。
私も15年以上も患っていて、しかも年々悪化。当初は春だけだった症状が、今は猛暑の7、8月以外は、毎日ではないにしろしばしばアレルギー症状が出て苦しんでいます。
そんな中、私の周囲で、顔はむくんで腫れ、熱で顔は真っ赤で、息も絶え絶えに会社に来ていた人たちが「これをやって治った」というもの。
本や新聞やTVで知って試したもの。
そして最後に、これから試すもの(夏にしか始められない)。さっさと読みたいかたは7.へ飛んでください。
自分の経験を合わせて書いておきたいと思います。
1. ヨーグルト(市販のブルガリアヨーグルトなど)を一日300g以上食べる。
アレルギーは腸内細菌の状態が良くないから、と言われているため。私よりもずっと重症の人がスッカリ治ったのを目撃して半年以上食べ続けましたが、私には効きませんでした。
一説によると日本人の多くが市販のヨーグルトの菌には合わないとのこと。そういえば治った人は、中だかの、日本人離れした風貌の方でした….って、外見は関係ないか。
2. 青魚を食べる。
毎週末に熱心に魚屋さんへ通い、いわし・アジ・さばをかなり食べました。結果は…魚の三枚おろしがうまくなりました。これも私には効かなかったですが、そもそも健康にはいいと言われていますので、いいことではあります。
3. 甜茶を飲む。
こちらも、かなりの重症者が完治したのを目の当たりにして、飲み始めましたが…。私には効かず。甜茶自体、あまり美味しいと思えなかったのですがそれでも治るのなら、と頑張りましたが、全く効果は出ませんでした。
4. 凍頂ウーロン茶を飲む
これはテレビ番組で見て、始めました。ちょうど北京に旅行に行ったので、大量に購入(凍頂ウーロン茶は高級茶で台湾のお茶ですが、中国でも安い。日本の1/3くらい)して頑張りました。
結論から言うと、対症療法的に、くしゃみが止まったりはしますので、多少なりとも効果はありますが、治るということはありませんでした。症状が軽い人にはいいかもしれません。
高級茶ですので日本茶くらいの値段がしますが、ネットでリーズナブルなところがあります。フルーティア
5. 一日30分程度の運動
上記と合わせて毎日やっていたことがあります。そもそも軽い運動は健康に良いので、いいことですが、花粉症には影響しませんでした。
6. 玄米で作る豆乳ヨーグルト(自家製)
これは、昨年の冬から始めてまして、花粉症は治りはしないものの、軽くなったようです。今年の服薬はかなり少なくて済んでいます。これからも続けるつもりです。
ネットにも作り方がありますし、本も出ています。
7.最後に、今年の2月に教えてもらったアレルギー体質に効く方法。
いわゆる「水ごり」のようなものです。
お風呂に入って、あたたまってからでいいので、水をかぶります。手足の先から始めて心臓は最後にします。最初は手足だけでもいい。また、慣れないうちは1回でもいいのですが、3~4回を目安に、出たり入ったりします。ただし、必ず「最後は水で終わる」こと。水で終わらないと効果が全くなくなります。
2月の、ちょうど花粉症で苦しんでいた時に聞いたのですが、コレ、厳寒期に始めるのは無理でした…。冷たい水をかけても、お風呂に入ってあたためれば大丈夫ですが、最後が水、というのは、セントラルヒーティングじゃない我が家ではとてもとても。
ということで、花粉症の時期はすっかり終わっていますが、これを始めるのは猛暑の今が適期です。
これが、季節外れに花粉症対策を今書く理由です。今年の2月に聞いた時、「何で去年の夏に教えてくれなかったんだ!」と思ったから。
最後に、上記いろいろな方法を書きました。何にでもいえることですが、中には合わない方もいます。持病がある方は医師に相談し、また、体調がおかしいと感じたら中止して必要な処置をとってください。