2年くらい前ですが、美容整形外科に行きました。患者はデリケートな相談に来るわけですから、美容整形外科って、普通の病院とは違うところがあるんです。
美容整形外科に行ったわけは、背中のホクロの除去
美容整形外科に行ったわけは、背中のホクロの除去のため。下着があたって痛かったのです。
外科ではなく美容整形外科に行ったのは、美容整形なら、傷痕が目立たないから。
病気でもケガでもないわけで、それでムカデみたいな傷痕はちょっと……と思ったのです。それに、この程度のことで外科に行って保険診療って、かえってハードルが高かったんですよ。
大手の病院を選んで、予約はネットで
選んだ美容整形外科は、症例が多いだろうということで、大手を選びました。そのクリニックは、都内にも支店がいくつもあるところ。
その中から、一つを選びだした方法は、サイトにあった院長先生の経験年数が長い支店。
しかし、実際に診療・手術をしたのは他の医師で、そこはちゃんと確認するべきでした。まぁ、私の場合は大した手術ではないのでまぁいいや、となったのですが。
予約はネットでしました。
立地は駅から近くて便利、しかし目立たないところ
病院のあるところは、JRの駅から近くて便利なところでした。
しかし、奥まったビルの上のほうの階で、入口も目立たない。デカデカとした外付けの看板はありません。
院内の女性が可愛い!?
受付に行って名前をいうのですが、まず、受付の女性が可愛いことに驚きます。
受付の女性だけではありません。看護師も、女性医師も、相談にのってくれるアドバイザーも、眼がぱっちり。
さすがにこれだけ集まっていると驚きますし、もしやと思ってしまうもの。お化粧かもしれませんが……。
プライバシーに配慮している
その美容整形外科クリニックは、普通の病院と違うところがいくつかあります。それはまず、プライバシーに配慮していること。
名前ではなく番号で呼ばれる
まず、受付で番号の入ったファイルを渡されるのですが、その後は、名前ではなく、番号で呼ばれます。
待合室の椅子も考えてある
待合室の椅子も考慮されています。椅子は一方向を向いていて、隣との間にはパーティションが。他の人となるべく顔を合わせないようにできているのです。
個室で相談
医師以外にアドバイサーの女性がいて、医師の診察の前に、話をします。その部屋は、フロア内に複数の個室があり、そこで希望を話しました。
待っている間は暇なので、部屋に置いてある施術メニューを見ることになります。
個室のテーブルには、手術だけでなく、ヒアルロン酸注入などの美肌のためのメニューもあって、そのために来たわけではないのに、なんか、夢がふくらんでしまう……。
ただし!この個室、お隣の話がまる聞こえ。
アドバイザーさんが来るまでの間、部屋で待っていたら、お隣の方の豊胸手術の相談について全部聞こえていて、私も豊胸手術に詳しくなりました……。
尚、ここは女性限定のクリニックです。
当日に手術
背中のホクロをとる程度の簡単な手術だからか、希望したら診察の後、当日手術をしてもらえました。
尚、件(くだん)の豊胸手術の方は、他県から飛行機で来ていたのですが、当日は手術出来ないって言われていました。従って、診察日に手術できるかどうかは、施術内容によって違うということですね。
麻酔で意識は白濁。でも、レーザーで切ってホチキスのようなものでパチンパチンと留める音が聞こえました。
麻酔の注射がチクッとしたものの、手術中もその後も、全く痛くはなかったです。
また、通常の病院の手術同様、手術前に同意書にサインします。万一の場合の連絡先も書きますので、スマホをお忘れなく。
顔のホクロはきれいにとれるか?
今回この美容外科クリニックに行ったのは、背中のホクロを取るためです。しかし、せっかくなので、診察の時に、医師に、顔のホクロについて聞いてみました。
顔のホクロはきれいにとれるか?
それは、最近、何となく増えた、と感じている、顔のホクロ。
「先生、これ、きれいにとれますか?」
その答えは……残念ながら、全く痕なしには難しいようです。
というのも、ホクロって、表面に出ているのと同じくらい皮膚の中にもある。
ですから、取る時は、表面だけでなく、中も削ってから、皮膚をくっつける、ということらしい。(医師の表現はこの通りではなく私の言葉になってます)
私の背中のホクロの手術も、中まで削って取ったあと、両側の皮膚を合わせて3ヶ所とめていました。後日抜糸しましたが、しばらくは、小さいゲジゲジみたいな痕がありました。
二年以上経った今は、かなり薄くて探さないとよくわからないくらいにはなっていますが、何もないか?というとあるにはありますね。
顔のホクロは年取ると増えるのか?
また、顔のホクロが「最近何となく増えたと感じている」と話したら、やっぱり年取るとホクロは増えるそうです。
先生は、私が気になっている顔のホクロを一つずつ見てから、「これは、加齢でできたものです」とそのうち一つを指さしました。
年取ってホクロは増えるが、きれいに取れるわけではない……。技術の進歩を祈ってます。
美容整形する気持ちはわかる
職員と医師の方のぱっちり目に驚きましたが、それを揶揄するつもりはありません。美容整形する人の気持ちはよくわかります。
というのも、私は、歯列矯正をしていまして。
歯を8本も抜き、そのうちの2本は生えていない親知らず。メスで切って、歯を抜いたあとは糸で縫いました。そしてワイヤーで毎月キリキリと締めて、歯列を整えました。これが美容整形でなくて何でありましょうか。
私はひどい乱杭歯(らんぐいば)を直して、性格が明るくなりました。だから、美容整形って、実は、外見ではなくて、最終的に心を治しているんじゃないかと思うんですよ。
というのも、後日、学生時代の友人に会いましたが、私が歯並びを直したことに気づいた人はほとんどいなかったからです。他人は人のことなどそんなに見てないってことですね。
美容整形外科の気遣いとは?感想
美容整形外科クリニックに行っての感想は、病院の、患者への気遣いです。
それは、患者が「後ろめたさ」とか「恥ずかしさ」を感じないようにして、患者の「不安を取り除い」て患者に「夢を与えてる」ことかな。
帰る時にエレベーターに乗ったら、中にいた宅急便の男性にガン見されました……そりゃあ気になりますよね。
芸能人には特別ルートの裏口とかがあるのかしら。
2年経った今、背中の傷は、ほぼ消えています。
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