「禁煙?むずかしくないよ、僕はもう何十回もやってるよ。」というジョークがありますが….
おそうじや片づけと言えば、
1998年「整理・収納の法則」の飯田久恵さんに始まって
「捨てる!技術」の辰巳渚さん、
「断捨離」のやましたひでこさん、
「人生がときめく片づけの魔法」のこんまりさんこと近藤麻理恵さん
と、年代別に並べてみました。(私、ぜーんぶ読んでます。)
ここへきて、勝間和代さんが、片づけの本を出した、ということでびっくりしました。
というのも、勝間さんは、そのビジネス書で効率を説いていますし、また、ルンバを推奨されている(ルンバは掃除はしてくれるが、片づけはしてくれない。)ので、整理整頓されたおうちに住んでいると信じて疑わなかったからです。
勝間さん自身が汚部屋を脱出するという体験を通して、勝間さんらしい違った視点で述べられていておもしろいです。
例えば、”インナーは4組”。
「そんなのムリ!」と思ってしまいますが、勝間さんは「それは発想が逆で、それで回せるようにライフスタイルを変えるのです。」と書いています。
また、掃除・片づけはバッチ処理よりタスク処理に向いているという指摘も、もっともです。
さて、さらっと読める本書ですが、勝間さんが、新しいジャンルで何人の背中を押すことができるのか、興味深いところです。
(私の背中はスポンジで出来ているらしく、押されても押されても前に進みません。)
後記 しかし、その後発売された、こちらの本(書評はこちら)で大きく背中を押されます。