【書評】 超一流はアクティブラーニングを、やっている。 相川秀希 著 - 今の世界に生きるための極意を知る。

一言でいうと、この本は、変化のスピードが激しい現代で生きるための極意がまとめられている。

例えば、昔は、仕事のプロセスを重視して計画通りに進めることが重要だった。学校の勉強は正解があり、試験の前にその正解を覚えることが必要だった。

しかし変化のスピードの速い現在は、例えば、プロジェクトはじっくりゆっくり計画を練るのではなく、期日までに導入し、その後はオペレーションしつつ改善していく。

ある学校の試験は、以前はプレゼンと面接だったのを、面談のみに変更。「準備をしない状況でこそ、その人が分かる」ということで、対策を立てられない、臨機応変な対応を必要とする。

失敗という概念はなく、「行動するか、しないか」。つまり、やってみないとわからないので、素早く行動して、それに改善を加えていくのが仕事。

同じ仕事をなぞらない。新しいことにチャレンジし続ける。

以上のような内容が取り上げられ、読者の背中を押してくれる構成になっている。

最初に出てくる、新幹線の「のぞみ」「ひかり」「こだま」についての説明は逸脱。

さらっと読める、今、一歩を踏み出せずにいる人には特にお勧めの本です。

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