長毛種はシャンプーが必要
ねこは、お風呂が嫌いである。日本猫は短毛なのと、ねこは自分でざらざらの舌でグルーミングするため、洗わなくてもいいと言われている。
しかし、体のやわらかくない老猫や長毛ねこはシャンプーが必要だ。
うちのねこはシングルコートの長毛なので、2週間に一度、シャンプーをする。
ねこはシャンプーが嫌い。コツとは?
初めては怖い(ねこは怒ると引っ掻いたり噛みついたりする)ので、ブリーダーさんに来てもらうつもりでいたのだが・・・。
ある朝、ねこを見たらトイレの後、汚したみたいで、そのまま家の中を歩き回ってもらっては困る。すぐに洗わなくてはならなくなった。
ブリーダーさんから聞いていたのは、「基本、ねこはシャンプーが嫌いです。でも、洗う、となったら、怯まず洗ってください。でないと“暴れたら、洗われないで済むんだ”となめられます。」
「シャワーはねこの体に押し付けて。音が小さくなり、ねこの恐怖心が減ります。」というアドバイス。
早速、シャンプー開始
事前にねこの爪は切っておく。引っ掻かれても先が尖っていなければ、流血はないからだ。
まずはバケツに38度のお湯を入れ、直接だと怖いので、タオルでねこを掴んでバケツに入れる。当然、ねこはイヤがって暴れ、バケツから出てしまった。
しかし、ネコの毛は油っ気がないため水を吸収して重たくなり、いつもの敏捷な動きではなくなる。
シャンプーは、プッシュすると泡が出てくる容器に4倍に薄めていれておく。
お風呂の隅に逃げて、にゃあにゃあ鳴いているねこに、ペットエステ スパ マッドゼネラルシャンプー、スーパーホワイトシャンプー、マッドコンディショナーの順につけては洗い、をしていく。
シャワーのお湯は突然温度が変化するといけないので、必ず自分の手を当てながら。
写真は濡らしたところ。
ほぼ、ここから動かない。水を含んでずっしり重い。弱々しく鳴いている。がんばれ~。
毛を乾かす
コンディショナーを洗い流したら、バスタオルで包んでざっと水気をとる。
うちのねこの場合、シングルコートでもバスタオル二枚必要なので、ダブルコートのノルウェイジャンやラグドールは、もっと枚数がいると思う。
そして、ドライヤーをかける。熱くなりすぎないように、自分の手で温度を確認しながら。
半分乾いたところ。
うちはだいたい乾くまで20分くらいかかる。そして乾いた後、毛を専用のくしで梳かす。(ここでけっこう毛が取れるので、やったほうが良い)
終わったら、ねこは、自分のにおいをつけるのに長時間自分でもグルーミングする。
感想だが、ねこの毛はなかなか乾かない。今、買おうかなと思っているのは、こちら。
終わり!
ねこのシャンプー、乾かすのもいれて約一時間かかる。私も疲れるがねこも疲れるらしく、その後はぐっすり眠る。(ねこも私も。)
しかし、ねこは綺麗好きなので、嫌がるわりにはシャンプー後の機嫌は良さそうだ。
さて、ねこのシャンプーに使ったものは。小さいものもあるが、値段が高くつく。腐るものでもないので、保管スペースのある方は、大袋がおすすめ。
シャンプー二種類
コンディショナー
実は、セットローションも売っているのだが、私は使っていない。
バケツ (うちのねこは今3.5キロでこの大きさでOK。)
タオルは、近所のオリンピックで安くて大きいのを買って来た。
ちなみに私がシャンプーに使っているのはこちら。ねこさま、私よりずっと贅沢でございます。
まとめ
うちのねこ、未だに嫌がってはいるが、引っ掻いたり噛みついたりするわけではない。やはり、ブリーダーさんが言われたように、「断固として洗う」ことで、慣れて来たのだろう。
また、特にうちのねこは白いので、知らず知らず薄汚れているらしい。きれいに見えても洗った後、「白くなった」のが一目瞭然。
ねこも、私も気持ちがいい。