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【美術】「ほほえみの御仏」@東京国立博物館 へ行ってきました!

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日韓国交正常化50周年記念、「ほほえみの御仏」。
上野の東京国立博物館に、日本と韓国それぞれの国宝の仏像一体ずつが展示されている。

政治的な思想(思想自体はいいが)によるトラブルを防ぐためだろうか、入口で荷物検査と金属探知機のゲートをくぐって入る。
美しい仏像の展示で、国交正常化記念で、まだ懸念があるというのは皮肉で残念ではあるが、何か起こってそれこそ外交問題にでもなったら元も子もないから仕方がない。

さて、展示は、仏像二体のみで、少し物足りない感じがしたものの、(入館料も1100円と安い)、韓国の繊細で美しい国宝の像も堪能し、また、独特な“ポロンちゃん”の髪型の中宮寺半跏思惟像をじっくり360度から見ることができた。この仏像は、私の大好きな仏像の一つ。

奈良や鎌倉の大仏の髪は、沢山のつむじがあり、それは知の象徴で、だから、まれに2つや3つのつむじがある赤ちゃんが生まれると日本では「頭が良くなる」と親が喜ぶ。それで私は、この像はつむじが二つ、とずっと思っていたのだが、これはつむじではなく、二つに結っているということがわかった。

また、半跏思惟像というのは、片手をほほにあて、片足を曲げて組んでいる像の形を表している名前だということも今回わかったことである。同じ美しい姿の像が韓国と日本にあるという、交易や人の行き来がわかって興味深い。

そして、通常、常設展はがらがらだが、たくさんの人が常設展にも流れて、(二体見ただけではまだ元気があるからですね。)盛況だった。常設展にも沢山の仏像があり、また、平成館には、教科書でしか見たことのない埴輪や縄文式土器、弥生式土器もあり、とても充実している。

常設展の順路の途中には、水連の花が咲く静謐な池がある中庭にも出ることができ、池の向こうには茶室が見える。ここは内側にソファーもあるので休憩にちょうどよい。

廃仏毀釈を逃れるために宝物を寄贈したという法隆寺宝物館は、今回は残念ながら時間がなく見れなかったが、次回は行くつもりだ。

「ほほえみの御仏」@東京国立博物館 7月10日(日)まで。

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