六本木の明治屋のすぐ近く。大通りをちょっと入ると静かな路地。看板がかかっているが、よく見ないと通り過ぎてしまいそうに目立たない。
出雲大社の正面に、看板を探そう。階段を下りるとドアがある。
ソムリエ資格を持つワイン通の友人と、フレンチが食べたくなったら行くお店。
お店はこぢんまりとしていて落ち着いた雰囲気。シェフの奥さまのマダムが迎えてくれる。
パリの三つ星のレストランで修行をしてきたシェフの料理はいい食材に徹底的に手が込んでいて、これぞフレンチというソースを楽しめる。
私はレストランに行くと大抵自分の料理に応用しようと思うのだが、このお店では、“絶対ムリ”と思って、とにかく食べて楽しむことに集中する。
それぞれのお皿に合わせて種類の違う天然酵母パンも美味しい。
今回は、一番お手頃なランチコースを選択。
食前酒。私はこの他にグラスワインの白をいただく。(本当は、食前酒、赤、白とお皿に合わせたいところだが、なにせお酒弱いので。)
アミューズ。
前菜。
お魚。
このコロッケは、中にフォアグラとトリュフで作った熱いソースが入っていて、こぼさないように手でいただく。フィンガーボールが出るので安心して食べられる。中世、貴族のために当時は10日かけて作られたとか。
今回は、ランチコースにこのコロッケを追加で注文した。これは是非!
お肉。
デザート。
食後のカフェオレと、お茶菓子。全部手作り。
どのお皿も少しずつ、目にも舌にも美しい手のこんだお料理がゆっくりサーブされる。器も素敵。
チーズが好きな方は、ワゴンでいろいろな種類を見せに来てくれるので、そこから選んで。私は今回はコース料理でいっぱいで食べられなかった。
気になるお値段は、5,400円のランチコースにコロッケ、飲み物、サービス料をプラスして、一万円ちょっと。お水も有料だが、美味しいものを出してくれる。ランチならではのこのお値段。
夜は、以前行った時は二万円くらいだった。本格的フレンチだとこの程度かと。
ランチは土日祝日のみなので、ご注意。コロッケ、テントウムシのサラダの注文、お土産のパンを買いたい場合は予約時に伝えよう。
マダムのお料理教室、シェフの築地仕入同行&お料理教室もあり。
詳しくは、お店のサイトへ。トレフミヤモト
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