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銀行強盗に入られたら・・・銀行で準備していたこと。

銀行強盗が、ピーク時の1/8になり、激減している。2001年の237件がピークで2015年には30件台。2017年1月23日神戸新聞より

もうかなり前であるが、新卒で最初に入った会社が銀行だった。そのため、強盗を避けるためにどうするか、万一銀行強盗に入られたらどうするか、が決められていた。それについて書いてみたい。

挨拶

銀行の窓口のあるところに足を踏み入れると、「いらっしゃいませ!」と鬱陶しいほど挨拶される。

犯罪をしようと思って銀行に入って来ても、“声かけ”をすることで、犯人が怯んで、犯罪抑止につながることが分かっているらしい。

”警官立ち寄り所”でもなく、”監視カメラあり”でもなく、やはり”人目がありますよ!見てますよ!”という”挨拶の声かけ”が有効なのである。

カメラ

今はほとんどないと思うが、昔は給与を振込ではなく現金で渡す、というような小さい会社もあった。

経理の人は大変だったと思うが、事前に細かい金種の指定をしてくるので札束だけではない。硬貨も沢山で、かなり重い。

それを窓口で渡すのである。その受け渡し時、担当社員がボタンを押すと監視カメラ動いてその場所を撮影するようになっていた。

今は、監視カメラは常時どこでも撮影するように設定しているはずだが、当時そんなことをしていたのは技術がそこまで進んでいなかったからだろう。

170cmの線

それから、銀行の壁には170cmの線、あるいは170cmの観葉植物が置いてある。

それは、銀行強盗の身長が何センチぐらいかを確認するため。日本人男性の平均的な身長より高いのか低いのかで、身長〇cmくらい、ということが一目でわかる。

これは、私も何度もテレビでとりあげられているのを見たので有名なことかも知れない。

犯人の特徴

社員それぞれが、特徴を確認する担当を持っている。身長、髪型、眼鏡・ひげのあるなし、上着・ズボン・靴の色など、一人一つずつ。

ちなみに私の担当は、靴の形と色。今でも覚えているのは、訓練のおかげか。

実はこれ以外にもまだあるのだが、テレビのクイズや新聞の記事になったことのあるものだけにしておこう。というのも、テレビも新聞も、防犯のためにラインを引いて自主規制している気がするからだ。

訓練をしたら

時々、社内の確認で“あなたの担当は何ですか?”といった質問をされたりした。この件に関する私の経験はその程度だが、私が入社する前、実際に警察署の人が来て訓練をしたことがあったらしい。

ところが、刑事さんの演じる強盗は本当に怖すぎて、その様子を撮影していたら、窓口の人は全部机の下にしゃがみこんでしまい、うつっていなかったそう。

もちろん、社員全員、それが強盗ではなくて刑事さんだとわかっているのに、である。

確かに、想像しただけで怖い。

なぜ銀行強盗は減ったのか

なぜ銀行強盗は減ったのか。それは、対策が進んで検挙率が高いため、“リスクに比べて割の合わない犯罪”になったためらしい。

そして、オレオレ詐欺などの新しい犯罪に移行したと考えられている。
2017年1月23日神戸新聞より

残念ながら、犯罪が減ったというよりも、よりリスクの低い犯罪に流れたようだ。

銀行強盗→オレオレ詐欺、つまりこれからの防犯は?

銀行強盗が減って、オレオレ詐欺が増えたようだという。

銀行の取り組みについて書いてきたが、つまり、そのぶん、これからは銀行ではなく家族で防犯しないといけなくなったのだ。

オレオレ詐欺は、年寄りを狙うという悪質なもの。しっかりした人でも、年をとると判断力が鈍るようだ。ましてや相手はプロ。

年取ったご両親から独立している方。日頃から訪ねたり電話したりしておくと、防げる可能性が高い。

いきなり電話がきて、年寄りは”嬉しい!”と思ったら”息子に問題が起きている!大変!”ということで感情が揺さぶられて慌てて判断力を失ってしまうのだ。こういうのは家族でしか防げない。

Photo credit: Phil’s 1stPix via Visualhunt.com / CC BY-NC-SA

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