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努力しているのに英語が上達しない、日本人特有のたった一つの理由とは?

英会話教室に通ったり、問題集をやったり、英語の教材を聴いたり。でも、なかなか思うように話せない。それには、日本人ならではの理由があります。

語学の勉強は、努力の量に比例する。その“努力”の意味するもの。

知り合いに流暢な英語を話す人がいるのですが、その方はいつも、「語学の上達は努力に比例するから」と言っています。

また、アメリカ人で流暢なドイツ語を話す人に秘訣を聞いたら、”Practice, practice, practice! “でした。

この、「努力」と”Practice”に当然のように含まれていて、しかし日本人が注意を向けないものは何か。

そのヒントは、どういう時に英語の表現を覚え、身に付けられるのか、にあります。

英語が上達する時。それは“感情が動いた時”。

英語の表現が、非常に簡単に、その人の経験として、いわゆる“身に付く”時があります

それは“感情が動いた時”。この“感情”には、プラスだけでなくマイナスも含まれます

例えば、英語のスピーチコンテストで優勝したとか、プレゼンがうまくいったとか。“嬉しい”“誇らしい”感情と一緒に、その時使われたフレーズがしっかり身に付きます。

しかし、残念ながら、人生、そんな素晴らしい経験ばかりではありません

英語の会議が終わった時。「頭の中にはフレーズがあったのに、タイミングを覗ってたらトピックが変わってしまった..」

電話を切った時。なんか伝わってない気がする。「そうだ、緊急性を強調するのを忘れた!」

メールの送信をクリックしたその直後。「あっ!別の表現にするべきだった!」

友人と出かけた時。「この国ではこういうリアクションをするのか!知らなかったよ・・」

これらは全部、私の経験なのてすが、日本語では絶対にやるはずのないミス。

顔から火が出そうな恥ずかしい経験や、涙が出そうな悲しい失敗をしたら、それがたった一度であったとしても、強烈に記憶に焼き付けられます

足りないのは、度胸。

つまり、日本人特有の英語が上達しない理由、それは、「恥をかいてもいい」という“度胸”がない、ということなのです。

アメリカに留学した人の話を聞くと、大学の授業を理解出来るレベルの英語力のない人は、ひとまず英語学校に通うそう。

そこでは当然、英語ネイティブでない人ばかりなのですが、彼曰く、

「中国人や韓国人、それから中南米の人達は、僕らみたいに”恥ずかしい“っていう感覚がないんだよなぁ。すごい訛りで、めちゃくちゃでも平気で話すんだよね。」

とのこと。

しかし、その方法、積極的にアウトプットをすることで、“うまくいった!”というプラスの感情、“ダメだった~”というマイナスの感情に出会う頻度は圧倒的に高まります

彼らが意識しているかどうかはわかりませんが、人の会話を眺めているだけ、机に向かって単語や熟語を書いて覚えているだけよりも、それはずば抜けて効率のいいアプローチなのです。

どうすればいいのか?

留学すれば、否が応でも躊躇せずに話す機会に恵まれますが、誰でもとれる方法ではありません。

では、日本にいながらにして、“嬉しい”あるいは“恥ずかしい”という体験をするにはどういった方法があるでしょう。

定番、オンラインやリアルの英会話。

自分が“お客様”なので、あまり強烈な体験は出来ないかも知れませんが、ネイティブと話したことのない人は、“通じて嬉しい!”という経験か出来るでしょう。

英語で何か習う

同様に、”英語で何か習う”という機会があればさらにいいですね。

私は、昔、Lotus 1-2-3という計算ソフト(古くてすみません。)をアメリカ人の講師に習いました。生徒は自分1人ではないので、ついていくのに必死。人に聞くとその人も遅れてしまうので、何とか自力で聞き取らなければなりません。

アメリカ留学帰りの人も混ざっていて恥ずかしかったのですが、ついていけなくなりやっとのことで「プリーズ・ヘルプ・ミー」と言いました。今ならもっと自然な表現か出来ると思いますが・・・。

周囲にちょっと鼻で笑われた感じがありましたが、それを契機に、人目は一切気にしなくなりました。”仕方ないんだよっ”という気持ちです。

そして、そのコースが終わった後TOEICを受けたら、リスニングのスコアが飛躍的に上がっていました。必死になって感情が動いていたからだと思います。

好きな映画を字幕なしで鑑賞。

好きな映画ですから、何度見ても苦になりません。よく聴こえないところは止めて何度も聞くことができます。

字幕には字数や頻度の限界があるため、直訳でない場合もあります。“こういう意味だったのか!”という驚きと喜びが英語の上達を助けます。

私が何度も観た映画を1つ紹介します。当時5~6回観たら、台詞が全部分かるようになりました。音楽がいいので、ジャズが好きな方にはおすすめです。ここには書きませんが、何度も観たら、監督が仕込んだ、一回見ただけではわからない面白いことを発見できました!

外国人観光客用のツアーに参加する。

大学生の時、実家に来ていたアメリカ人の交換留学生を連れて、東京のはとバスの外国人観光ツアーに参加したことがあります。

日本人のガイドさんの英語は当時の私にはサッパリわからず、日本語の勉強に来ているそのアメリカ人の学生さんが日本語に通訳してくれました。

日本について、どのように外国人に説明するのか、とても面白いと思います。

友達と一緒に参加して、ぜひ、英語で質問してみましょう!気になるなら、ガイドさんに最初に”英語の勉強で~”と言っておけばいいことです。

趣味・好みと結びつける。

留学生や外国人を、自分のよく知っている町へ案内してみましょう。あるいは、簡単な日本料理を教えてみましょう。準備万端のつもりでも、ハプニングはつきものですから、成果が期待出来ます。

まとめ

私は、人に英語の上達方法を聞かれると、自分の経験から、「恥をかくこと」ときっぱり言っています。

特に優秀な人ほど10台後半からそういった経験をしていないため、ハードルが高い。なので、あえて腹をくくってもらうための表現です。

例えば、仕事は出来るけれども、日本企業から外資系への転職で、英語はこれから、という人。

その人に、「まぁ、半年もすれば大丈夫でしょう。」と言うのは、仕事では、”周囲の日本人に自分の英語を聞かれたくない・・。”などと恥ずかしがっている余裕などないため。実際、半年もすると皆堂々と話せるようになります。

今は英語ペラペラの留学経験者とて、行った当初は勝手の分からないところで、ほんの少しの嬉しい成功と、様々な大量の失敗をして身に付けたのです。

海外生まれの帰国子女も、子どもの頃はあなたと同様、片言の英語で大人に笑われたり直されたりしながら英語を覚えたのです。

「恥をかいてもいい」という“度胸”をつけること。これが日本人の英語学習に必要な事です。

 

参考になりましたでしょうか?

英語が身につかない、と悩んでいる方は、ぜひ自分なりの方法を見つけてトライしてみてください。
Photo via VisualHunt.com

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