「日本脳炎ワクチンを受けたいのだけど、どこで受けられる?」と日本に留学中のフィリピン人の友人に聞かれてネットで病院を探しました。
日本脳炎とは?
日本脳炎とは、蚊を媒介とするウィルス。
「日本」と名前が付いていますが、日本だけでなく、アジア全般と大西洋の西部の一部で発生します。発症すると死亡率20~30%、死亡しなくても30~50%に後遺症が残ります。
有効な薬はなく、対症療法しかないそうなので、ワクチンが一番有効な手段だとか。
日本でも年間10人程度が毎年亡くなっています。
どうして受けたいのか?
友人は、どうして急に日本脳炎ワクチンを受けたいのでしょうか?それは、今、フィリピンで流行っているからだそうです。友人は過去にワクチンを受けていないらしく、フィリピンに一時帰国する前に受けたいとのこと。
ワクチンを受けられる病院はどこに?
私が知っているワクチンは、日本脳炎だけでなく、麻疹(はしか)や水疱瘡(みずぼうそう)やBCGなどいろいろあります。しかし、私の場合、全部子どもの頃に学校で受けたもの。病院でワクチンを受けたことがありません。
冬のインフルエンザワクチンみたいにどこでもあるわけじゃなさそう。いったいどこに行けば受けられるんでしょう?
ぴったりの病院を見つけた
ネットで探した結果、ワクチンを受けられる病院を見つけました!
しかもこの病院、
- 便利でわかりやすい場所
- 英語が通じる
- 事前にサイトから予約ができる
という外国人にぴったりの病院でした。
- 便利でわかりやすい場所
東京都内の中心、JR千駄ヶ谷駅から徒歩3分という好立地です。千駄ヶ谷駅は改札口も1つですし、改札を出て、駅を背に真っすぐ歩くので迷いようがない場所にありました。 - 英語が通じる
医師はもちろんのこと、看護師さんも受付の女性も英語が通じました。友人に聞いたら「英語うまかった」と言っていました。 - 事前にサイトから予約ができる
予約なしでも行けますが、事前にサイトで予約すると待ち時間なく診察が受けられます。もちろん英語の予約フォームもあります。
予約フォームに入力すると、病院の担当者から英語のe-mailで予約の確認がきました。また、ワクチンの予約の際に、フォーム内で質問事項にも答えてしまいます。そのため、病院に行った時に記入するものは、そこで渡されるフォームのプリントアウトへの日付とサインだけ。診察が短時間で済みます。
外国人にとって、言葉が通じると安心
ワクチンが受けられるところ、と思って探したのですが、それだけでなく、英語が通じる病院で良かったです。
外国人と一緒の時、ちょっとしたことなら付き添って通訳します。しかし病院となると医学用語は知らないので、先生に単語を聞きながら話すか、後で調べて伝えることになります。
今回の病院のように、ドクターや看護師さんと直接英語で会話してもらえれば、私も助かりますし、友人も安心だったでしょう。
言葉の通じない場所で病院へ行くのは不安なものです。
私自身も、昔、旅行で行ったハワイで高熱を出したことがありました。当時はまだ英語が話せなかったのですが、その時入っていた保険が通訳もカバーしていて、全部通訳してもらい、助かった経験があります。
ということで、この病院の情報をシェアします。もちろん、病院を選ぶのは重要な判断ですので、ご自身で慎重にご検討ください。
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