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キャリアの棚卸しと職務経歴書を書き上げるワークショップ

2017年11月19日(日)に開催しましたワークショップ、おかげさまで大成功でした。
ご参加ありがとうございました。その時の様子はこちら

西洋人といえば、”WHY?”。 またか。WHY?への対応とは?

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日本人の反応あるある

以前、海外へのアウトソース引継ぎ開始前に、「カルチャーの違いを乗り越えるためのワークショップ」(正確な名称は忘れたが)に参加した。

講師は、日本語ペラペラのアメリカ人の男性。

先生いわく、

日本の会社で分からないことがあったとします。そこで、同僚をつかまえて、「私はよくわからない!なぜ?どうして?」などと日本人を質問責めにすると、黙ってしまって教えてもらえない。

しかし、わからなそうにして、静かに、難しそうな困った顔をしていると、皆、「大丈夫?」と言って、声をかけて来てくれて、親切に教えてくれる。

 

確かに!

「何で?」「どうして?」と西洋人に聞かれると、日本人は黙ってしまう。日本は共通の認識の範囲が広いので、その背後にあるものを察している。

「何で?」と聞くのは、相手の意見を気に入らない場合が多いので、それを言われたほうは気分を害して、あるいはどうして相手が反対しているのかわからず沈黙する。

しかし、直接訊ねるのではなく、困った顔をして黙っていると、助けようと申し出るのだ。おそらく、言葉以外にあるものを読み取るのに長けているから。

会社でもあるよね

日本企業でよくあるのが、“エライ人”が会議で一言・二言、意見を言う。

参加者は、その言葉の理由や解釈をめぐって後ほど話し合う、という・・・。その場で訊ねるのは失礼にあたるからなのか、自分が馬鹿だと思われるからか。

逆に西洋人にWHYと訊ねたら

“WHY”と聞かれる度に、頭ではわかっているものの何となく気分を害していた私。

そこで、“そうだ!私も、これから機会ある度にWHYと質問してみて、相手の反応を見よう”と思いついた。

質問をする、というのは、「興味深い内容でした。」と言っていることになるから、遠慮することはない。

さて、聞いてみた結果、言えるのは・・・。

“全員が何がしかを答える”ということである。
私だったら、「それ、私知らないんですよ」で終わりそうなことも、”I am not sure but…”と始めたあとが長い、長い。

「本当にnot sure なのか?」とツッコミたくなるほどである。

昔、家にホームステイでいたアメリカ人の大学生に、「アメリカでは、意見を言わないと馬鹿だと思われるって、ほんと?」と聞いた。

答えは、「会議とかで黙っているからって馬鹿だとは思われないけど、“あなたはどう思いますか?”と聞かれて意見がなかったら、馬鹿だと思われる。」と教えてくれた。

それだからなのか、皆、WHYと聞くと、「いや、ちょっと、私は知らない」では終わらせず、「よくは知らないんだけど」と前置きしながらも、何がしかを答えるのだ。

そして、そういったやりとりがあると、何となくその人とは距離が近くなる。“お互いに理解しようとして話し合った。仲良くなったね~。”ということだろうか。

意見の好き嫌いと、その人の好き嫌いとは日本人ほどはリンクしないようだ。

実は日本にも浸透しているWHY

さて、このWHY、日本人として感情的には別にして、実はとても合理的だ、ということを、「社会人なら」認めざるを得ないだろう。

仕事の報告・連絡・相談など、上司や同僚に話をする時、社会人であれば、「結論」から話して、そのあとに「理由」を話す。

新入社員には、話し方、メールの出し方、等において、「結論を先に」と教えているであろう。

なぜか。それは、日本的に、細かい説明をしてから結論を言うと、聞いている人はその結論を念頭に置きながら、再度細かい説明とつき合わせて理解しなければならず、二度手間になってしまうからだ。

「いいえ、うちは日本企業ですから」という人も、これがすでに日本のビジネス上の伝達時の慣習にしっかり浸透していると認めるだろう。

まとめ

“WHY”と聞かれることは、あなたの意見に反対しているわけでも責めているわけでもない。興味があるから聞いているのだ。

そして、実は自分が当たり前だと思っていたことが外国人にとっては違う、ということに気付くいいチャンスになる。

よくわからなくても、その場で考えて、「良くは知らないけれど、」などと前置きして、説明してみるのもいいと思う。

また、仕事においては合理的な質問なのだから、自分からも訊ねてみよう。

 

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