【料理】まぐろのとろぶつがもう食べられない -さびれゆく商店街

家の近所に、とてもいい魚屋さんがある。スーパーの刺身とは全然違うので、徒歩10分くらいだが、魚はそこへ買いに行く。とは言っても、刺身はぜいたく品だしお店は夜は開いてないから、月に数回か。
土曜日に、出かけて行ってあれ?閉まってる。6月30日に閉店したって…。

torobutsu

そこはさびれた商店街で、魚屋、鶏肉屋がぽつんと点在。魚屋さんは、まぐろがメイン、鶏肉屋さんは大山鶏なので、特色があって残っていたのだろう。土曜日の夕方は、いつもちょっとした列が出来ていた。

もう、徒歩圏に魚屋さんはない。店主はご高齢だったから引退されたのだろうが、さびれた商店街では、継ぐ人もいなかったのかもしれない。

近所のおでんだね屋さんも、数年前に閉まってしまった。そこも引退だと思う。

私は、お肉と豆腐とパンも、個人商店で買っているので、今後がとっても心配。多少遠くても行くようにしているが、私が買う量などたかが知れている。

誰でも個人商店のほうが質がいいとは思っていても、18時に閉まってしまっては、そして、お店が点在していて商店街が機能していないと、どうしてもスーパーですませるようになってしまう。

魚屋さんがなくなることは、今後の私の食生活を直撃。本当に、あぁがっかり。

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昔は、「専業主婦」が昼間に買い物していて、お店は17時や18時に閉まっても何ら不都合はなかった。商店街には肉屋・八百屋・魚屋・豆腐屋以外にも惣菜や・小間物屋などがあり、買い物は商店街ですべて済ませることが出来た。

夜遅くまで営業している何でもそろうスーパーや、24時間営業のコンビニや、ネットで注文して届けてくれるサービスもなかった。

だから、自分の若い頃は、週末に食料品を買っておかないと、平日19時には閉まってしまうスーパーの開いている時間には、仕事を終えてからでは間に合わない。もちろん、定食屋はあっても、そこは女性は一人では入りにくく、それに何と言っても自炊が安くついたのである。

みんなが日中忙しくなり、便利になった結果、新鮮な食品を手に入れたり、添加物なしの体にいい食べ物が入手しにくくなる皮肉。

今、一番危惧しているのが豆腐屋さんで、あんなに単価の安いものを売っていて、果たして商売になるのかと思ってしまう。お店がなくなったら自分にかえってくるから、個人商店での買い物については予定に組み入れるくらい気にしている。

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気を取り直し、唯一商店街で残っている鶏肉屋さんでレバーを買って、レバーペーストを作った。

まず、レバーを下処理・ゆでた後お酒等と煮込んで…

レバー1

フードプロセッサーで混ぜて完成。

レバーペースト2

ハツは醤油で甘辛く煮ておつまみに。

ハツ

新鮮なお肉が手に入ることに、感謝。

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