プロの講師によるねこのシャンプー教室があったので参加してきました。
我が家のねこ様たんぽぽ(オス)。
うちのねこは長毛種かつ白いので2週間に1回くらいシャンプーをしています。しかし本をさらっと読んで我流でやっています。私がシャンプーの準備をしていると、いつも私に付きまとうねこがどこかに行って隠れてしまうので、少しでもねこの負担を減らしたくて参加しました。
そして、帰宅後、早速後述のコツを活かしてまずはブラッシングと爪切りをしたら、ねこが嫌がらずにうまくいって驚き。さすがです。次回のシャンプーが楽しみです。
尚、うちのねこはキャットショーに出すのではなく普通のペットとして飼っています。(キャットショーに関する記事はこちら。)
場所は?
新横浜にあるトリマーの専門学校が会場でした。ねこの美容院にも行った事がなかったので中を見ることが出来て面白かったです。
先生は?
講師は、キャットショーにねこを参加させているブリーダーさんたちから「カリスマグルーマー」と言われている小笹晃嗣先生。
尚、キャットショーとは、美猫コンテストのようなもの。純血種を持っている方たちは、ねこが綺麗に見えるようにねこの栄養などに日頃から気を配るとともに、シャンプー・リンス・セットして参加します。
参加者は?
このイベントを主催したキャットクラブ会員とその知人で30名ほどの参加。あっという間に埋まった人気のイベントです。質問の内容などからブリーダーさんが沢山いらしたように思いました。
どんなことをやったの?
午前2時間の講義と、昼食を挟んで先生による実際のシャンプー、バリカン、ドライヤーの見学が3時間。午後はほぼ立って見ていたのですが、とにかく参加者全員、とても熱心でした。
フワッフワッになっていくノルウェイジャンフォレストキャットのクーちゃん。(うちのねこではありません。)
今後取り入れたいポイント
力を入れて押さえつけると、ねこは5、6倍の力で嫌がる。軽くおさえるか撫でる気持ちで。
これ、帰宅して早速、シャンプーではありませんが、ねこのブラッシングとコーミング(櫛で梳く)をやりました。いつも洗面所で動くのを追いかけながらやってますが、軽く押さえただけなのに動かずに簡単でした!
洗うバケツをお風呂の床ではなく少し高いところに置く。そのほうがねこは好き。
バケツの中で洗うのではなく、お風呂で動き回るねこをシャワーで追いかけて洗ってました。バケツからすぐ出てしまっていたのですが、↑のアドバイスで軽く押さえてみたいと思います。
ねこを動かすのではなく、バケツを回すか自分が動く。動かされてねこは嬉しいわけがない。
たんぽぽ、ごめんね・・・。(「たんぽぽ」とはうちのねこの名前です。)
ごくごく薄いシャンプーのお湯でよく濡らしてから。そして、重曹をためて使うとごしごし洗わなくても爪の中まで脚が綺麗になる。
脚をごしごしやっていました。今後は重曹を使います。
ねこに「ドライヤーだと思わせない」「遊ばせながら乾かして、遊びだと思わせる」
ねこが動くのでドライヤー持って追いかけて乾かしていました。先生にその悩みを言ったら「人間だって、いきなりゴーッて音のドライヤーで追いかけられたら逃げるでしょう?」と言われました。確かにそうです。
最後に
心に残ったのは先生の言葉。
「ねこは例え一生洗わなくても死なない。室内で飼っていて、汚いとか臭いとか、ショーで綺麗に見せるという人間の理由に付き合っているわけです。ですから、とにかくねこが嫌がらないように負担を少なく、早くきれいにすることが大事。」
また、参加者からの質問、
「ねこを洗ってくれと頼まれるのですが、嫌がって怒るねこがいます。どうしたらいいですか?」
それに先生が答えて、
「そういうねこは、うちではシャンプーをお断りしています。シャンプーを嫌がるようなねこはショーには向かないし、それなら無理矢理洗う必要などない。古タオルで拭くだけでも汚れは取れるのだから。
ショーに出したいのであれば、子猫の時から洗うことに慣れさせなければいけないのに、それを怠っていきなり洗おうとされて、ねこが怒ってもねこは悪くない。」
ねこの気持ちを考えながらお仕事をされているのがよくわかりました。
今週はねこを洗います!
今日のたんぽぽ。もうすぐシャンプーだと知らずにご機嫌。いや、次回は今までよりうまくなるから。