時間がない、お金がない? 現代のメリット
身に付けるべき経験やスキルが分かったら、実際に行動を起こす。
専門性・スキルを磨くというと、時間やお金がないから難しいと感じるかもしれない。しかしネットなどテクノロジーが進歩した今、それらを解決する3つの恩恵がある。
1つめは学習時間をとりやすくなったこと。現地に行って受ける授業だけだった学習コースも、コロナでオンライン化が進んでいる。オンラインなら家にいながらにして学べるため学校への行き帰りや準備などの時間が不要だ。本とリアルのセミナーだけだった過去と比べると、時間的に大きなメリットがある。
また、コロナでリモートワークになり、会社がそれを取り入れたままであれば、節約できた通勤時間をあてることができる。
CaSy(カジー)、タスカジ、キッズラインといった家事代行のマッチングサービスもあるので、仕事の繁忙期とぶつかった時だけでも外注することで学習時間を作ることができる。
2つめは、安く学べること。会議室がいらないオンライン講座や、ウェブで授業の録画を購入するのはリアルの授業・セミナーよりも低価格だ。なかには1,000円台と書籍より安いものも多い。また、ネットを通じて物価の違う海外の先生に教わったり、無料の大学授業を受けたりすることもできるようになった。
3つめは、プラットフォームでスキルを売れること。これまでは会社の外で実務経験を得るのは難しかったが、現在はランサーズ、ココナラなどといったクラウドソーシングを利用して、個人のスキルを売ることができる。
こういったサービスを活用すれば、誰でも効率的に経験やスキルを身に付けられる。
英語とITのスキルを効率的に身に付ける方法
たとえば、英語とITのスキルを身に付けたい場合は具体的にどうすればいいか。ネットを活用しお金をそれほどかけずに独学で学習する方法を紹介する。
英語のスキルを高める低価格の教材やスクールはたくさんある。オンライン英会話スクールならば、レアジョブ英会話・ネイティブキャンプ・DMM英会話という大手3社がしのぎを削っており、月6,000円台から毎日レッスンを受けることができる。
なかでもレアジョブ英会話は2022年1月よりPROGOSというスピーキングテストのモバイルアプリを展開しており、毎日1回無料で受けることができる。スマホでどこでも受けることができ、AIが採点するので、約2分で結果を受け取れる。