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英語のRの発音が出来ない?日本人ならきっと出来る代替案。

英語のRの発音のお話です。

Rの発音ができない?

英語のLの発音は日本語に近いので易しいと思いますが、時々、“英語のRの発音が出来ない”という方がいます。

日本語の“らりるれろ”は、舌を上あごにつけるので、Rの“舌を丸めて、上あごにはつけない”ということが出来ない。

どうしても、舌が上あごについて、Rと発音したいのに、Lになってしまうのです。

発音はあまり気にしなくていいけれど

私は、他の記事でも書いているように、“仕事で英語を使う”のであれば、発音はあまり気にせずにいきましょう、むしろそれで躊躇して機会を逸するのは勿体ない、という考えです。

“仕事で英語を使う”のは“英語を仕事にしている(翻訳・通訳・英語教師等)”のとは違い、英語の発音など細かい事よりもむしろ仕事そのものを優先した方がいいと考えているからです。

英語は言葉を伝えるツールに過ぎません。

私自身、全部を正しく発音は出来ません。

しかし、RとLの発音については、欧米人にとっては明確に違うので、違いをマスターする必要があります。とにかく発音、聞く方は分からなくても構いません。

よく、rice(米)とlice(蚤)が取り上げられますが、発音は間違えてはいけないものの、聞く方は文脈でどちらか簡単に判別が付くのでそこにエネルギーをさく必要はないということです。

英語のRより簡単なスペイン語のR

さて、英語のRの発音がどうしても出来ない場合。実は、日本人に向いた、代替案があります。私のお勧めは、スペイン語式のRです。

子どもの頃、“ルルルル・・・”と面白がって舌を震わせて発音したことがありませんか?これが出来ればスペイン語式のRの発音は出来ます。

↑の表現で分からなければ、YouTubeでSpanish R pronunciation で検索してみてください。多分、分かると思います。

Rの発音で苦しんだ人なら、「えっ、それだと舌は上あごについてしまうじゃないか!」と思うでしょう。ついていいんです。だからこそ、日本人にも簡単なのです。

そしてもうちょっと言うと、このRは欧米人にとって、Lとは明確に違います。

スペイン語のRで事足りるわけ

以前の記事にも書きましたが、まず、アルファベットを使っている国同士は、音が似ているので英語にお国訛りがあっても理解されやすいです。

また、日本人にとっては、英語のR、フランス語のR、ドイツ語のR、スペイン語のRの発音はちゃんと明確に4通りに違って聞こえますが、一般の欧米人はほとんど違いを気にしていないようです。

どうしてそれに気づいたかというと、以下の経験からです。

ドイツ語学校で

ドイツ語学校にいた時、ルーマニア、ロシア、クロアチアのクラスメイトがいました。
彼らに、「英語のRとドイツ語のRの発音は違うよね?」という話をしたのに、同じだ、と言ってわかってもらえなかったこと。

その上、それぞれの母国語のRとも同じ!ときっぱりはっきり言っていたからです。

ドイツの職場で

また、職場で、ドイツ人とギリシャ人のハーフの男性と同じ部屋だったのですが、彼の話すドイツ語のRは、スペイン語と同じR(おそらくギリシャ語のR)でした。ドイツで育ったにもかかわらず。

しかし、ドイツ人に言わせると彼のドイツ語の発音は完璧だそうで、Rの違いを気にかけている様子はありませんでした。

インド人のR

最後は、インド人の英語のRです。インド人訛りのRもスペイン語に近い。”ワタル・プリ“と言われて、それが”Water, please. “だと分かるまでに何度も聞き返したことがあります。

そして、むしろこちらが英語の発音でRを話すと弱すぎて通じず、わざわざスペイン語の強い発音で言い直す事もあるくらいです。

例えば、formatを”フォーマット”と言ってもインド人に伝わらなかった時、”フォルルル(スペイン語のR)マット!”と言ったら通じた、というように。

ついでですが、インド人に伝わらない時にこれ、有効です。

アルファベットの国の間のR

日本で英語・フランス語・ドイツ語を学ぶ時、かならずRの発音について細かく習います。それは、日本語にアルファベットがなく、Rの発音がないから。

しかし、想像するに、アルファベットの国同士では、Rの発音はゆるく考えられていて、“同じ”として受け入れられているように思えます。

ですから、英語のRの発音をスペイン語でしたとしても、ちゃんと理解してもらえます。

一方、何度も言うようですが、残念ながら、RをLと発音すると欧米人には通じません。

私のドイツ語のR

“英語のRの発音が出来なかったらスペイン語のRで”なんて言う人は私ぐらいしかいないと思いますが、私がこんなことを言うのには理由があります。

私は、手術をしてから、以前は出来ていたフランス語とドイツ語のR(正確にはそれぞれ違う発声)の発音がうまく出来なくなりました。

それはドイツ赴任前のことだったので、かなり心配しました。手術より前にドイツ語は個人的に習っていて、ドイツ語のRの発音は出来ていたので、”ドイツ語のRの発音が出来ない=ドイツ語が通じない”だと思っていました。

しかし、現地で行ったドイツ語学校のクラスメイトと、赴任してから同室になった前述の人のRの発音を聞いて、「これでいける!」と思ったのです。

つまり、ドイツに住んでいた時は、ドイツ語のRはスペイン語のRの発音で代用しました。しかし、誰にも何も言われませんでした。英語・スペイン語とは組み合わせが違いますが、ちゃんと機能したのです。

まとめ

日本人にとって英語の発音は頭の痛い問題です。本当は、学校で初めて英語を習う時に徹底的に教えてもらえるといいのですが、先生によるのでこれは運次第。

どうしても、母国語では動かしたことのない筋肉を使って音を出すわけで、“難しい”とか“出来ない”ということもあり得ます。

しかし、上記のようなとりあえずの方法で切り抜けて、後日学び直すのも可能です。少なくとも、私はそう信じています。

Rの発音が出来ない、という方。スペイン語のRを試してみませんか?
Photo credit: a la intemperie via Visual hunt / CC BY-SA

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