リスニングは難しい
22歳の時行った、初めての海外旅行。欧州6か国を周りました。
最後のイギリスで、「英語が通じる国にきた!」と喜んだのもつかの間、道を聞いたら相手の言っていることがほとんど分かりませんでした。
自分の英語は何とか相手に通じているようだ、でも、“相手の言っていることが分からない”。日本人によくあることだと思います。
では、どのような学習をすれば、わかるようになるのでしょうか?
“聞き流し”よりは“何度も集中”
“どんどん大量の英語を聞き流しましょう!ある日、突然理解できることに気付くでしょう!!”という方法は、“ネイティブスピーカーの英語がほとんどわからない”という人にはお勧めしません。
全然ためにならないわけではありませんが、全くわからないものを聞くのは、単純に楽しくないので続かないから。
同じものを何度も聞いて、“わかるようになった!”という喜びの積み重ねがリスニング力を上げます。
”聞き流し”よりは”何度も集中”。これが、リスニング力を上げるコツです。
まずはネイティブスピーカーの英語から
では、どのような教材がいいでしょうか?おすすめは、ネイティブスピーカーの英語です。スピードは速いものの発音がクリアーなので聞きやすいです。
- まずは無料のBBCの教材。
- お財布にやさしく、いろいろ選べるNHKのラジオ講座。テレビよりもラジオがお勧めなのは、声だけの情報なのでリスニング対策に有効なのと、同じ時間に対してラジオの方が内容が充実しているからです。
以上3つをご紹介しましたが、ポイントは、ネイティブスピーカーの英語であること、何度も繰り返し聞けること、そして、教材に正解の英語があることです。
教材の使い方
最初の何回かは正解を見ずに集中して聞きます。そして、“何度聞いてもわからない”ものが必ず出てきますので、その際には正解を見ましょう。
そして、その音が聞こえるようになるまでまた何度も聞き直します。
また、聞こえた音をそのまますぐに真似して発音していく、“シャドウイング”の練習もしてみましょう。リスニングも発音も勉強出来るので、一石二鳥です。
いわゆる英語教材ではつまらないという方には
ずばり、Youtubeに著名人のスピーチやTEDなど色々あります。興味があるものを選んでみてください。
6割以上わかるものであれば、“聞きたい・理解したい”という気持ちで何度も聞くとわかってくるでしょう。
例えば、有名な、スティーブ・ジョブズ氏のスタンフォード大学でのスピーチ。 英語の字幕版・日本語の字幕版があります。
孫正義さんが出資したことで有名な、アリババのジャック・マー氏。字幕はありませんが、英語教師をしていただけあって、聞き取りやすいです。
私が一番好きなのは、Youtubeです。やはり、興味のあるものは、聞き取りたい、理解したい、という気持ちがあるので集中できます。一日15分でいいので、続けてみるときっと成果がでると思います。
以上、英語のリスニングの学習方法について書いてみましたが、参考になりましたでしょうか?どれか一つでも、トライしてみてください。
Photo via Visual Hunt
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