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お掃除・整理整頓が苦手なあなた。それでいいんです。きれい好きなドイツ人から学ぶ。

掃除

あなたの家、もしも私が突然訪ねて行っても、「どうぞ!」と招き入れて、全部の部屋を見せてくれますか?

「まさか~!うちは散らかってるので……」と恥ずかしくなったあなた。

でも、いいんですよ!それで。

私はドイツに一年赴任したことがあります。「きれい好き・整理整頓好き」と言われているドイツ人から学んだこととは?

それは、彼らは「きれいにする」ことを明確に高い優先順位をつけている、ということです。

日本領事館の冊子に書いてあったオフィスでの整理整頓

ドイツ赴任前、すでにドイツから日本に帰任してきた同僚からもらった冊子があります。それは、ドイツにある日本領事館に置かれていたもの。日本人がドイツで働く際の注意点が書かれていました。

その中の一つ。

「オフィスの机が散らかっていると嫌われます。机の上は何もない状態にして帰りましょう」とありました。

実際に働き始めると、確かに、ドイツ人の同僚たちは、就業時間の15分前になると、書類に穴を開けてファイリングしたり、机のものを元に戻したりして片づけに入るのです。
そして、机の上は何もない状態にして帰っていく。

トレ-も空っぽにしていて、パッと見ると、「みんな、会社辞めちゃったの?」と思えるくらいのきれいさです。

日本で就業時間内に片づけや掃除をしていたら怒られそうですよね。

日本のオフィスでは、机の上に書類が積み上がり、仕事するスペースがないような人がいますが、ドイツでは考えられません。

領事館の冊子にあったように、確かにドイツ人から嫌われるかも……。

アパートの住人の部屋にも驚く

また、私が住むためのアパートを賃貸借契約をした日。

大家さんの女性が、
「他の住人は全部オーナーで賃借人ではないの。あなたは外国人だし、挨拶しておいたほうが何かの時にいいと思うわ」
と全部屋を回って私を他の住人に紹介すると申し出ました。

そこで、大家さんについて5部屋を回ったのですが……。何と、全部の部屋の人が、「どうぞ!」と私達2人を居間に通してくれたのです。

どこも片付いて、きれいに装飾されていました。

60㎡程度と狭くはないものの、居間・キッチン・ベッドルーム一部屋ずつの部屋数です。それなのに、突然の訪問者を招き入れられるとは……と驚きました。

突然訪ねた家でハウスツアー

上記はアパートですが、一軒家でも。

ある時、ドイツ人の同僚と仕事で外出しました。その時に、「自分の実家がここから近いから、そこでコーヒーを飲もう」と同僚が言い出しました。

そして、突然訪問。ご家族は、ちょうどランチを食べていました。挨拶した後は、「ハウスツアー」といって、全ての部屋と、屋根裏の物置まで見せてくれました。

「人が来る!」となって、どこかの一部屋にモノを押し込んで隠しているんじゃないんです。

もちろん、どの部屋もきれい。

どの部屋もきれいなのはなぜか

使わないことで汚さない

しかし、一つ、気づいたことがあります。

その大きな家、食事をするためのテーブルのあるスぺースが2か所も。それぞれにテーブルクロスがかけられ、壁には絵が飾られて美しくセッティングされていたのですが……。

私が訪ねた時、ご家族がランチを食べていたのは玄関横の狭いキッチンにあるテーブル。テーブルクロスはなく、流しの横にあり、調理の時の台にも使っていると思われるもの。

同僚に聞いてみたら、美しい2つの装飾されたテーブルは、普段は使っていないのです。

そういえば、ドイツ人は、夜ごはんは料理をしません。「カルトエッセン」と言って、火を使わないもの、例えばパンにハムやチーズをはさんだサンドイッチなどで済ませます。

これ、普段はダイニングやキッチンを汚したくないからではないでしょうか?

買わないことでモノを増やさない

先ほどの私が訪ねた家、屋根裏部屋は、納戸のように使われていました。しかし、「あっ」と思ったのは、そこにある作り付けの棚が、モノが少なくて、スカスカだったこと。

ドイツ人は、日本人に比べると、かなり「ケチ」。モノを買う時は、ものすごく吟味します。

また、人からいらないモノをもらうのも嫌がるので、出張の時の日本からのお土産は、「消えモノ」つまりチョコレートなどの食べ物・日本酒などの飲み物が定番です。

そう、ドイツ人は、日頃からモノを増やさないようにしているのです。

掃除・整理整頓の優先順位が高いだけ

キッチンやダイニングはなるべく使わない。
買う時は吟味して買い、モノは増やさない。

つまり、いつもきれいにしているドイツ人は、掃除・整理整頓の優先順位が明確に高い。掃除・整理整頓をすると同時に、「なるべくしない」ようにも工夫しているんです。

部屋が汚いと悩んでいる方、そのままでいいんです

ヒトは、一日24時間しかなく、体力にも限界があります。それを考慮すると、自作の美味しい料理や、ショッピングも楽しみながら、きれいな家に住みたい、というのは甘い。

どれかを捨てないと、普通の人は、きれいな家には住めません。

ですから、美味しいものも好き、ショッピングも好きなあなたは、部屋が散らかっていても気にしない、しない。
だって、あなたの優先順位は、料理やファッションなんですから。むしろ、そっちを追求しましょう。

部屋が汚いと悩んでいる方、そのままでいいんです。しかし、もしもそれが嫌なら……。

明確に優先順位を変えて、何かをあきらめる覚悟がいります。残念かもしれませんが。

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Photo by The Creative Exchange on Unsplash

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