友人Nさんがリンクを教えてくれて、とても面白かったので、意訳ですが、ここで共有します。直接聴きたい方は一番下にYoutubeのリンクがあります。(英語)
若い聴衆(韓国人)に向けて話しています。
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心配はいらないよ。どんな失敗も、君たちにとって素晴らしい利益になる。
私が自分自身に言い、そして若い人に教えてきたことは、
20歳までは、良い生徒でありなさい。
起業家になるのは待って、何がしかの経験を積みなさい。
30歳までは、誰かに師事しなさい。
小さい会社へ入りましょう。
概して、大企業は、プロセスを学ぶのに向いています。そこであなたは大きな機械の一部に過ぎません。
もし小さい会社に入れば、そこであなたは情熱、夢、そして一度に沢山のノウハウを学ぶことが出来るでしょう。
小さい会社といっても、どの会社に入るか、ということではなく、どの上司につくか、ということがとても大事です。よいリーダーはあなたの教育のしかたが違います。
30歳と40歳の間は、
あなたがもし本当に起業家になりたいのであれば、明確に「あなたは自分自身のために働いている」ということを考える必要があります。
40歳と50歳の間は、
あなたの得意なことすべてをやりなさい。
新しい領域に飛び込んではなりません。遅すぎるのです。
そこで成功するかもしれませんが、失敗する割合が多いのです。
どうやったらあなたの得意なことにフォーカスすることができるのかを考えなさい。
50歳と60歳の間は、
若い人のために働きなさい。なぜなら、若い人のほうがあなたよりもよくできるから。彼らを信頼し、彼らに投資し、そして彼らが優秀だ、ということを確信させなさい。
そして60歳を超えたら….
時間をあなたのために使いなさい。ビーチで寝そべって日光浴…(聴衆笑)あなたが変化するには遅すぎるからね、一般的に。
これが若者へのアドバイスだ。
25歳?
充分に失敗の経験をしなさい。心配はいらない。転ぶ、立ち上がる、転ぶ、立ち上がる。
楽しめばいい。25歳?ショー(人生)を楽しみなさい、ショー(人生)を楽しみなさい。
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若い人に、「失敗をおそれずに挑戦しなさい。」と言っていますね。日本人は失敗を恥ずかしいと思いがちですが、ここの聴衆、同じアジアの韓国はどうなんでしょう。
また、元のYoutubeでは、最後の質疑応答で、
「後悔していることは沢山ある。メディアと接したり、公の場に出なければよかった。そうしたらもっとプライバシーを守れただろう。働き過ぎて、家族と過ごす時間をほとんど持てなかった。もし、もう一度人生を生きるとするなら、同じような人生は生きないだろう。妻は、あなたは私とではなくてアリババと一緒になったのね、と言っている。」
「でも…人生は、短い。人生は、経験がすべてだ。」
「人は、それぞれ違った視点から見ている。あなたは裕福だし成功している、という人もいれば、いやあいつはお金なんか持っていないひどい奴だ、という人もいる。
みんな、自分で自分の人生を選ぶんだ。」
「私は、泣き叫んでいた。でも、人はそういうふうには思わない。
私たちは、人が想像しないような、沢山の問題を抱えていた。会社を経営することは大変なことなんだ。3万4千人の若い従業員がいるんだよ。
そして、5億人の人のために会社を経営しようとしたら….例えば1%が悪人だとしたら、5百万人が悪人ということになる。これは厄介だ。しかし、後悔するには遅すぎる。
後悔なんかは忘れよう。私は、これからの10年、20年の人生を楽しむことを考えるね。君たちも、同じだよ。」
と、いつも前を向いて進んでいる彼らしい言葉で結んでいます。
堂々として明るく、いかにも頭が切れそうな力強い話し方。質疑応答の場面での愛嬌のある表情。
英語が苦手な方も、一度Youtubeで直接聴いてみることをおすすめします。
Jack Ma – How to be successful in Life, Amazing interview
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